【 改 善 計 画 の 概 要 】
1.車輪、レール等の保守管理について
レール、分岐器については、点検回数を倍増するとともに、取替基準を厳しくし、より早めの余裕のある段階
での取替の徹底を図ります。
車輪については、踏面(レールとの接触部)形状の整正時には、必ず新製時の形状に戻すことを徹底するとと
もに、管理面での厳格化を図ります。
2.鉄道基盤施設の充実について
レールの高規格化、まくらぎのコンクリート化等の軌道強化、ATSの増設、車両の新造等、運転保安度向上
のための設備の充実を図ります。
その他施設についても、輸送の安全を最優先にした保守管理体制を整え、設備更新、改良、改修を計画的に実
施することにより、保守管理水準の向上を図ります。
3.有馬口駅構内の改良工事について
事故発生箇所である有馬口駅構内については、平成18年11月中に分岐器2基を改良型に取替えるとともに、
ホーム拡幅・構内曲線緩和の各工事も併せて実施し、運転・ホーム保安の向上、乗り心地の改善を図ります(全
工事完了予定 平成19年3月末)。
工事期間中はご不便をおかけしますが、何とぞご理解賜りますようお願い申しあげます。
なお、鈴蘭台駅構内の同タイプの分岐器2基については交換、道場南口駅構内の同タイプの分岐器1基につい
ては撤去いたします(平成18年6月中)。
それまでの間、鈴蘭台駅、道場南口駅構内の3基の分岐器についてはポイントガード、ガードレールを設置し、
また有馬口駅構内の分岐器2基については、直線側への鎖錠と速度制限により、安全対策に万全を期しておりま
す。
4.安全確保に対する管理・教育体制について
(1)「安全対策部」の設置
新たに鉄道事業本部に「安全対策部」を設置することにより、安全管理における問題点を点検・掌握し、迅速
な対策の実施を推進するとともに、併せて教育・訓練のレベルアップと安全確保に関わる人材育成の強化を図り
ます。
(2)教育・訓練の充実
教育・訓練の回数・時間数を拡充し、机上による教育訓練に加え、実地による訓練をより重点的に実施するこ
とにより、異常時にも的確・迅速に対応できる能力と資質の向上を図ります。